
ドライソケット
ドライソケット
抜歯後の治癒について。通常は2、3日で痛みが治まることがほとんどです。それ以上に痛みが続く時は、感染しているもしくはドライソケットになっている可能性があります。感染しているときは追加で抗生剤を飲むと軽減しますが、ドライソケットになっているときは痛み止めで症状を抑える以外に手段がありません。
そもそもドライソケットというのは、抜歯後に血流が悪くかさぶたのような血の塊ができないことで起こる症状です。喫煙や貧血の人にリスクが高いといわれており、抜歯の手技とは無関係なことが多いです。抜歯後に頻回にうがいをすることで血餅がとれてしまうことも原因の一つです。血が出てないことが原因なので、冷やすよりも温めて血流をよくした方が改善すると考えられます。
激しい痛みが続くときはご連絡いただき、感染かドライソケットかもしくはそれ以外の状態かを診断して適切なお薬を服用してもらう必要があります。