入れ歯|芦屋浜風のはいしゃさん 神田歯科|芦屋市浜風町の歯医者・口腔外科

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義歯(入れ歯)

入れ歯|芦屋浜風のはいしゃさん 神田歯科|芦屋市浜風町の歯医者・口腔外科

入れ歯について

入れ歯

入れ歯とは、抜歯したり事故や病気で歯が抜けたりした部分を補う物(義歯)で、取り外しが可能です。両隣の歯が残っていないと適用できないブリッジと違い、残っている歯が何本でも大丈夫です。入れ歯には総入れ歯と部分入れ歯があり、全ての歯がなくなっていれば総入れ歯、1本でも残っていれば部分入れ歯になります。

部分入れ歯は、歯の抜けた部分に人工歯のついた土台を置き、残った歯とバネでつないで支えます。保険適用で治療できますが、審美性や機能性を重視してさまざまな材質を使ったものもあり、これらは自由診療となる場合が多く高額になります。気になるのは汚れが着きやすく口臭を防ぐケアです。そのため毎日の洗浄を心がけましょう。入れ歯洗浄剤のほか、噛みやすくするための入れ歯固定剤も市販されています。

こんなお悩みありませんか?

  • 入れ歯を入れると痛い
  • ものがうまく噛めない
  • 入れ歯がすぐ外れる
  • 話がしにくい、食べにくい
  • 入れ歯の見た目が気になる
  • 入れ歯の臭いが気になる
  • 頬や舌を噛んだり、口内炎が増えた

入れ歯の種類

ひとくちに入れ歯と言っても総入れ歯や部分入れ歯、保険のプラスチック製の入れ歯や保険外診療の金属の入れ歯、インプラントを利用した入れ歯など、さまざまな種類の入れ歯が存在します。

また、患者さんのお口の中も顎堤(入れ歯が乗る歯ぐき)が大きい方、痩せてしまっている方、粘膜が傷つきやすい方、持病やお薬で唾液があまり出ない方など、患者さんによって状態はまちまちです。

当院では患者さんのご希望や状態に合わせて治療の方法を変えたり、入れ歯の種類を変えることで、患者さんに合ったオーダーメイドの入れ歯をお作りします。

当院では自費診療の入れ歯に関しては5年間の保証期間(ノンクラスプデンチャーは3年間)を設けております。自費診療の入れ歯は高額になることが多いですが、お渡しして終わりではなく長期間責任をもって調整などさせていただきます。

主な保険診療

レジン床義歯

準備中

特徴

対応範囲が広く多くの症例に使用可能で、プラスチックであるレジンで土台を作ります。

入れ歯を支える金具が目立ちます。費用が抑えられます。強度確保の土台の厚みが、使用時に違和感が出てしまいます。

主な保険外診療

コバルトクロム床義歯

準備中

特徴・費用

コバルトクロムで土台を作るため、耐久性と快適性に優れています。義歯素材の中でも、長く使用されている歴史・実績があるため安心感があります。金属床の中では比較的安価です。

歯の数や装置の数によって異なりますが、費用は275,000円(税込)~となります。(5年間の保証期間あり)

チタン床義歯

準備中

特徴・費用

チタンで土台を作るため、安全性が高く、長く安心して使うことができます。(チタンは医療現場で使用されている。体内に埋め込むことが出来るほど安全性の高い)

費用は385,000円(税込)~となります。(5年間の保証期間あり)

ゴールド床入れ歯

準備中

特徴・費用

金で土台を作るため、金属アレルギーのリスクが低くなり、経年劣化の心配がありません。費用が比較的高額になります。(5年間の保証期間あり)

マグネットデンチャー

準備中

特徴・費用

磁石を、入れ歯と残った歯の両方に取り付けて装着するので、磁石がしっかり吸着し合い、安定感に優れています。自然な見た目です。残った歯の根元を利用するので、装着時の違和感が少ないです。

ノンクラスプデンチャー

特徴・費用

樹脂で作られており、薄く軽く弾力感があるため装着時の違和感が少ないです。金属を使わないので金属アレルギーの心配がありません。

費用は77,000(税込)~となります。(3年間の保証期間あり)

入れ歯の不具合の原因について

痛み

入れ歯を使い始めると、たいていの人が入れ歯は痛いと思うそうです。なぜ痛みが出てしまうのでしょうか。入れ歯による痛みというのは主に、食べ物を噛んだ時に入れ歯と歯茎がぶつかることによって出てしまいます。

入れ歯は歯茎に合わせて作られていますが、噛み合わせが合わないと入れ歯が動いてしまい、噛んだ時の力が歯肉のどこかに集中してしまいます。力が集中してしまうと、その部分が痛くなる可能性が高いです。

また、噛み合わせの問題だけではなく、もともと入れ歯と歯肉が密着していない場合にも、食べ物を噛んだ時に部分的に力が集中しやすくなるので痛みが発生しやすくなります。食べ物を噛んだ時だけ入れ歯が痛いという原因は、入れ歯が動いてしまうのが主な原因として挙げられます。

臭い

入れ歯の臭いが気になる方は多いようです。入れ歯の臭いは、部分入れ歯でも総入れ歯でも、どちらでも臭いがしてくる場合があるようです。なぜ入れ歯から臭いがしてくるのでしょうか。

入れ歯から臭いがするようになるのは、入れ歯の材質(材料)として使っているプラスチックに臭いがつくためといわれます。プラスチックには吸水性があり、吸水することによって臭いも一緒についてしまうのです。臭いだけではなく、着色もしてしまいます。

また、入れ歯をしていてにおいが気になるというのは、入れ歯が不潔な場合に雑菌が繁殖してしまい、口腔内(口の中)の自浄作用が低下している場合もあるようです。ですが、これは入れ歯の臭いそのものではありません。入れ歯がヌルヌルしている場合は雑菌などが繁殖していると考えてよいでしょう。入れ歯から臭いがして気になるという方もいらっしゃいますが、実は入れ歯よりも口臭がひどいという方もいらっしゃいます。口臭の原因の多くは歯槽膿漏などの歯周病や虫歯、食事の食べかす、歯石、舌苔などに原因があるといわれます。

部分入れ歯では、自分の歯(天然歯)が残っている状態で、抜けてしまった歯などの代わりに、部分的に人工の歯(入れ歯、義歯)を使うことになります。部分入れ歯には、健康保険を使える部分入れ歯と、健康保険が使えない部分入れ歯があります。健康保険を使えるものと使えないものの違いは、入れ歯の材質の違いになります。

健康保険適用内での部分入れ歯には、通常、部分入れ歯を留めておく部分のクラスプという金具(バネ)が金属で出来ています。逆の言い方をすれば、保険を使って部分入れ歯を作る場合は、このクラスプは金属以外では作れません。

また、歯茎に当たるピンク色(肌色)の部分(義歯床)の材質はレジンまたは合成樹脂というプラスチックになります。保険の対象になる材質は、目立ってしまって入れ歯ということがすぐにわかってしまったり、口に入れたときに違和感を感じやすかったりするようです。目立たない部分入れ歯を希望する方は多いのですが、保険の対象内で作ることができる部分入れ歯では、どうしても限界があります。

会話

入れ歯を入れていると、「話していても人から聞き返される」というお話をよく伺います。合っていない入れ歯はとくに「さしすせそ」「たちつてと」などの発音が困難な場合があります。また、入れ歯の形があっていないと、お口の中が小さく感じてしまったりして発音がし辛いこともあります。入れ歯の調整と、発音訓練である程度のところまでは回復が可能です。

耐久性

部分入れ歯の場合、残っている歯の状態がどういう状態であるかによって決まってくる部分が大きいです。歯周病が進んでしまった歯については、現在の状態を維持するために3カ月おき等、短い間隔で検診が必要となります。

入れ歯そのもののすり減りや劣化等については、主に歯(人工歯の部分)の材料がどういうものかによります。以前よく使われていたプラスチックの歯に比べて、よりすり減りにくい、硬いプラスチックの歯(硬質レンジ歯)が近代使われ、すり減りにくい材料が使われるようになってきています。

入れ歯は、取り外しができ洗うことができるので清潔に保て虫歯にもなりにくいです。歯を削る量もわずかなので健康な歯を守ることができます。

しかし、装着している間かなりの異物感があり、使いこなせるまで時間がかかる人もおられます。自費診療の入れ歯もいろいろあるので相談してください。