兵庫医科大学の口腔外科で8年間難治性の疾患を数多く診てきましたが、初めて見る病気もたくさんあり、典型的な症状がないことも多く、治療に悩むこともありました。しかし、最終的に一番大事なことは自分の決めつけを取り払って患者さんの訴えに真摯に向き合うことだと学びました。患者さんの中には言葉にするのが上手でない人もいますが、そこを汲み取って患者さんの立場になって理解することが最短治療につながると確信しています。
また、物価高の影響で経営に悪影響を及ぼすこともあると思いますが、金儲け主義の歯医者が多いことに疑問を持っています。その背景には、言葉使いは敬語であってもやはり患者さんをどこかで下に見ているのではないかと思っています。私は患者さんと正直に本音で対等に話をすることを心掛けています。そして、たとえ赤字になったとしても医療人として正しい治療を行いたいと心がけております。
また、同じようにスタッフがいきいきとした歯科医院もまだまだ多くありません。従業員がストレスなく、自分の能力を発揮できる環境を作ってあげたいと思っています。それは結果的に患者さんに大きく還元されると信じています。患者さんと同様にスタッフの皆様とも助け合い、三者で心も歯も健康な医院を作っていきたいと思っています。
他院での治療方針に対するセカンドオピニオンなども気軽にお尋ねください。客観的な視点でお話ができると思います。末永くよろしくお願いいたします。
院長
神田 修治(かんだ しゅうじ)